ワイナリー工場見学ツアー FACTORY TOUR
さぬきワイナリーを
見学してみよう
見学ツアーでは「ワインのできるまで」を製造工程順に見ていただき、ワイナリーショップ(直営店)にて出来上がったワインやジュースなどのご紹介をさせていただく予定です。試飲などのご準備をしてスタッフ一同お待ちしていますのでぜひ一度さぬきワイナリーへお越しください。
※ぶどうの収穫時期等により醸造作業の無い場合がありますので予めご了承ください。
※20歳未満の方はワインの試飲はできません。
ワイン製造工程 PROCESS
ワイン製造機器 EQUIPMENT
1 除梗破砕機
ぶどうの実を房のまま投入すると梗(軸)のみが取り除かれ、実はつぶれた状態で出てきます。 毎時10トンの処理が可能です。
2 かもしタンク
赤ワイン用のタンクでミキサー車のような構造です。自動的にタンクが回転し、ぶどうの皮等から養分がワインに溶け込みやすくする為のタンクです。
3 回転プレス機
ぶどうの実を入れ、圧力をかけ、搾り出す機械です。機械の中に残るのは、パラパラのぶどうの皮や種だけとなります。毎時3~4トンのぶどうから果汁を搾り出せます。
4 果汁用タンク
回転プレス機により搾り出された果汁を一定時間放置し、果汁を清澄化させます。酵素剤等の添加をする場合もございます。
5 発酵タンク
ワイン造りの中で最も重要な工程です。アルコール度数が12%前後になる迄、数日~1か月程度行います。この段階で甘口ワインや辛口ワインを造ることが出来ます。
6 フィルタープレス
発酵後のワインをまず最初にろ過する機械です。完全に透き通ったワインにはなりませんが、機械内にはオリ分(酒かす)として残ります。
※にごりワインの場合、この工程後びん詰めされます。
※にごりワインの場合、この工程後びん詰めされます。
7 珪藻土フィルター
第2番目のろ過作業です。目の粗いものから細かいものまで、2~3回に分けて順次ろ過します。この工程後のワインは完全に透き通ったワインです。
8 貯酒用タンク
新酒ワインは数日間~数週間を目安とし、年代物ワインの場合は何年もの間、貯蔵します。品質管理面に於いて重要で常に分析実験等を行います。
9 冷却装置
ワインを瞬間的にマイナス5℃まで冷却し、びん詰めされる前にワインに含まれる有機酸等を取り除きます。
10 精密シートフィルター
びん詰め前の最終ろ過機です。かなり目が細かい間を抜けたワインは透明で雑用物等は目に見えません。
11 びん詰め
瓶(びん)を洗って、充填機に差し込むと自動的にワインが詰まり、コルク栓で打栓をします。その後はベルトコンベアーに乗ったまま、キャップシールをつけ、ラベル貼り機へ移ります。ようやくワインの完成です。
- ※参考
- ぶどうの実からびん詰めまで最短で10日間で造ることも可能ですが、通常は2~3か月が目安です。また、年代物ワイン等はびん詰後や樽に充填後に貯蔵することもあります。
ぶどうづくり(圃場作業の様子) GRAPE PRODUCTION
圃場では細心の注意を払い、安全・安心なぶどうを育てています。